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すきなものについて語ります

冨田ラボ『Etoile feat. キリンジ』まじすごい


冨田ラボ Etoile feat. キリンジ - YouTube

イントロはストリングスのリズムと木管の広がり、チェンバロの優雅さも相まって本当に息もつかせない感じ。開演前のハラハラと高まる期待。 そのイントロの流れで歌がはじまり、バレリーナの登場を固唾を呑んで見守る慎重なBメロ。

サビの入りはまさにスポットライトがあたって演技がスタートする瞬間の存在感ときらめき! 伴奏が止んで声だけになり、一瞬で解放されるカタルシスたるや。ぱぁっと光に包まれる視界。

サビ途中から、バレリーナの心情や所作をあらわすストリングスは優雅にしなやかな動きに変わります。 イントロのスタッカートは「想いのすべて」のこもった切実で真剣なものなのだけど、今度はそれと対照的に、曲の最後までレガート。舞台がはじまり、バレリーナが雑念を捨ててただ舞っている。 それに呼応するようなコーラスワークも素敵です。AメロBメロでは品定めするようなオーディエンスの視線が、後半は感嘆のため息にも似たハーモニーで「さあ、踊れ」「回れ」と盛り上げている。 そのコーラスとストリングスが絡まり合いながら、幻想のような舞台の時間が続くことを感じさせるフェードアウト。

臨場感があってドラマチックで、うっとりする美しさ。この曲そのものがバレリーナを見つめている主人公の視点でできている。冨田ラボすごいなぁ。